あなたの知らないところで脳がしている8つのこと

DC·02 Deep Cuts
嗅覚は脳のフィルターを通らない唯一の感覚

嗅覚は脳のフィルターを通らない唯一の感覚

視覚、聴覚、味覚、触覚はまず中継地点を経由する。でも嗅覚は違う。脳の記憶と感情の中枢に直結しているから、香りはそれと気づくより先にあなたを記憶へ引き戻す。
脳がいちばん忙しいのは、あなたが何もしていないとき

脳がいちばん忙しいのは、あなたが何もしていないとき

集中をやめると「デフォルト・モード・ネットワーク」が点灯し、エネルギーの約5分の1を使って心をさまよわせ、記憶を再生し、未来を思い描く。休息は何もしない時間ではなく、脳が片づけをする時間だ。
マゼンタは虹に存在しない。脳が作り出している

マゼンタは虹に存在しない。脳が作り出している

マゼンタに対応する単一の波長は存在しない。目が赤と青を同時に、間に緑なしで捉えると、脳はその隙間を埋める色をでっち上げる。それはあなたの頭の中にしかない。
見たものは、聞いたものを上書きできる

見たものは、聞いたものを上書きできる

口が「ガ」と動くのを見ながら音声で「バ」を流すと、両方が混ざった「ダ」が聞こえる。脳は目を信じるあまり、音そのものを書き換える。これがマガーク効果だ。
歳をとるほど、時間は速くなる

歳をとるほど、時間は速くなる

5歳のとき、1年は人生全体の5分の1。50歳なら50分の1。ある説では、人はすでに生きた長さに比例して時間を感じる。だから過ぎていく1年は、前の年より短く感じられる。
あのスマホの幻の振動? 脳がでっち上げたものだ

あのスマホの幻の振動? 脳がでっち上げたものだ

幻の振動症候群。振動を予期するよう仕向けられた脳は、衣服や筋肉からのありふれた信号を、スマホの着信と取り違える。スマホをよく使う人の多くが経験している。
目を動かすたびに、あなたは一瞬だけ見えなくなっている

目を動かすたびに、あなたは一瞬だけ見えなくなっている

目がすばやく動くたび(「サッカード」)、脳は像がぶれて見えないように視覚をオフにする。積もると1日およそ40分の盲目だ。鏡で自分の目が動く瞬間を探してみてほしい。決して捉えられない。
デジャヴは、脳が自分の記憶を点検している瞬間かもしれない

デジャヴは、脳が自分の記憶を点検している瞬間かもしれない

有力な説のひとつ。デジャヴは、記憶システムが自己テストを走らせている感覚だという。馴染みがあるという感覚と、実際に思い出せる内容との小さなズレを捉え、もう一度確認するよう印をつけているのだ。
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