あなたの体が一度も教えてくれなかった9つのこと
DC·01
Deep Cuts
感動の涙は、玉ねぎの涙とは別物
感動して流す涙には、玉ねぎを切ったときの反射的な涙よりも多くのタンパク質とストレスホルモンが含まれている。体は文字どおり、ストレスの化学物質を目から洗い流しているのだ。
朝のあなたは、だいたい1センチ背が高い
夜のあいだに、背骨の椎骨と椎骨のあいだにある柔らかい椎間板が水分を吸って膨らむ。立って過ごす一日がそれを少しずつ押しつぶしていくので、一日が進むにつれて、あなたは実際に縮んでいく。
傷は、昼間のほうが早く治る
皮膚を修復する細胞は、24時間の体内時計に従って働いている。昼間にできた切り傷は、夜にできたものより最大で2倍の速さでふさがることがある。
妊娠は、脳を永久につくり変える
脳のスキャン画像には、出産後少なくとも2年は続く灰白質の変化が表れる。その違いははっきりしていて、コンピューターが画像を見るだけで、誰が妊娠を経験したかを言い当てられるほどだ。
一卵性の双子でも、指紋は同じじゃない
同じDNAでも、指紋は違う。指紋の隆起のパターンは、子宮の中で受ける偶然の圧力や動きによって形づくられる。だから遺伝的にはクローン同士でも、指先だけは一人ひとり唯一無二になる。
晩年、モネは紫外線が見えるようになった
白内障の手術で、ふだん紫外線を遮っている水晶体が取り除かれた。その後、彼にはより青く、紫外線に近い色合いが見えるようになり、彼の描く睡蓮は紫がかっていった。
鳥肌は、もう持っていない毛皮のための名残の反射
小さな筋肉が体毛を引っぱって逆立てる。かつては毛皮をふくらませて熱をためたり、敵に対して体を大きく見せたりするのに役立っていた仕組みだ。毛皮を失ったずっとあとも、その配線だけが残っている。
キーンとする頭痛は、脳が自分を守っているサイン
冷たいものが上あごに触れると、近くの血管が急にきゅっと縮み、そのあと一気に血が流れ込む。あの痛みは「関連痛」で、ペースを落として脳への血流を守れ、と告げる体内のアラームなのだ。
あくびはうつる——もしかしたら、今この瞬間にも
あくびについて読んでいるだけで、つい一つ出てしまうことがある。これは共感とつながっていて、相手と社会的に親しいほど、そのあくびはうつりやすくなる。
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